忍者ブログ
飛田給コンサート、出前出張演奏、音楽雑記などライブの実績足跡ページです。
<< 01  2025/02  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28    03 >>
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9
若いころの喫煙がたたり、この年齢になって肺への崩壊が始まったようだ。リハビリのために呼吸器を使うフルート演奏はいいと言われているが、さてあと限られた余生にどれだけかかわれるか問題だ。ただ肺活量は120パーセントだと言われた。それが救いでもある。末永く一戸さんにはお世話になるつもりでいる。
PR
楽器演奏家は本人の性(さが)そのものが出てくるものである。弦楽器や鍵盤楽器は指を通して、管楽器は呼吸器を通して、ことに声楽演奏は身体、咽喉という楽器を通して全人格が出るといってもいいだろう。
ということは、それなりの環境、状況、年齢にあったこのいまの瞬間の音が自分なりの音なのだろう。今までたどってきた演奏過程の中で、その今の音が正解なのだ。そして気が付くのである。「まあいいか、どうでもいいか、この音が今の自分なのだ、これ以上を望むべきでもない」と。
一日デスクワークの時は、バック音楽に、聴いていなかったCDをかけている。今はハイドンの交響曲だ。オケマニアには笑われるけれど、何日も同じものをかけていると、音楽曲想が染みついてきて、本を読み漁っているのと同じ感覚で、アマチュアフルート吹きとして最低限の知識は身についてくれるようだ。しっかりと覚えこむには、演奏の機会が多ければそれなりに覚えていくので、これからは意識して、余生充実のためにもあちこちで、演奏理想を高く持ち、実のある足跡を残せればいいがと思っているところであります。
フルートの師に聞いた話ですが、名高いフルーティスト,ミッシェルデボストが言うには「演奏技術の欠点は自分が一番知っている、その直し方も教わるものではない、自分で習得するものだ」そうだ。
 最近気が付いたことだが、呼吸が続かないことへの原因は筋力などの老化による衰えではなく、どんなフレーズをも、表情を付けようと試してみると驚くほど息が続くようだと知ったものである。物理的に演奏すればそれなりの秒数。極端な話ロングトーンも、スケールも表情を付けて奏すれば歌いたいだけ音は伸びていく。きっと各フレーズの表情を出すためには知らぬ間に弱い音と強い音が無駄のない連携をしあうのではないかと思うのでした。
 私が気づいた時と前後して、次回のレッスンから「弱い音量でさらってきてください。狙いは音のコントロール」と言われました。患者をよく知る名ドクターみたいな師匠と感じました。

去る7月15日ラルゴ生みの親である、芹沢さんをしのんで追悼の演奏会が少人数の観客の中で開催。副団長兼会計の小林さんのラルゴテーマ曲のソロ、次はコンマスの佐藤さんの、ビバルディコンチェルト。他芹沢さんお好みだった、瀬戸の花嫁を披露。どれも練習時間少なかった割には、よい演奏だった。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
最新コメント
[03/15 edward]
[03/11 hara]
[12/27 edward]
[12/27 hara]
[09/27 edward]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
edward
HP:
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
カウンター

Copyright (c)ライブの足跡 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]