私のフルートの先生は日本の三大オケの一つでの首席奏者でした。言ってみれば日本でトップクラスの演奏家。体の不調から中途退職した人です。多分、高齢者の体力不備などもよく知ってらっしゃる人だと思いました。先日の定期レッスン日から、いよいよ高齢者向け訓練をやってもらうことになりました。詳細は省きますが、例えば、若き頃の半分の肺活量で、響き重視の音の追求とか、自然に指運動が鈍くなるのを防止するトリルの練習・・・・などの項目を初心者用の教則本を紐解いてゆっくりテンポでやり始めたところです。適切なストレッチも含めて、どう展開していくか楽しみです。復活できなくとも、きっと来世では名プレイヤーとして誕生するかと馬鹿笑いしているところでもあります。
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個人的にやっと知りえた事柄でした。演奏の上手い下手以前の条件で理想的発音のためには、アパチュア(息の出る唇の穴)の細さ。肺活量、肺周辺の筋力がそれぞれ適切でなければ、当たり前の音は出なくなる。加齢により不備になることを考えれば、そこを鍛え調整することで、若いころの発音は復活する。その訓練をひたすらやっていこうと考えている75歳になった自分の今日この頃でした。
昨日ラルゴ合奏団の仲間のバイオリン小林さんが楽譜をもって、事務所に来てくれた。シェスタコなどの普段できない楽しい二重奏を2時間ほどやらせてもらった。久しぶりの合奏、何んともうれしい限りでした。またこのところでネット上でのレッスンをしてもらっている。アレキサンダークリニックという今はやりのもの。ズームとかメッセンジャーで自粛中でも遜色ないレッスンを受けられている。みんなにネット合奏でもと提案したいところであります。
親しい隣人は、フルート練習くらいならいいでしょとは言ってくれても、今までは街道際で車の騒音にかき消されても110番されたこともあったフルートの音。今度は、閑静なところにあるアパートだ。なるべく通報された夜10時過ぎはやめて、昼間だけにして、などと気を使い音を出そうと覚悟している。かえって無駄な息を使わないppの練習になるかな。喜寿コンサートに向けてスタートとなる!
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